教材展示会とセミナーに行ってきました。
教材会社が主催するセミナーに参加しました。来年度の教科書改訂内容と、それに伴う学校の指導方法の変化について学びました。印象に残った話をここに記しておきます。
・教科書に含まれるデジタルコンテンツの種類と量が、これまでの600%から700%に増加すると聞いています。
・しかし、実施したかどうか、視聴したかどうかを確認する機能はまったくありません。
・問題解説動画、英文法解説動画、歴史に関連する興味深い動画などが導入されることで、学校の黒板授業がなくなる可能性があります(教員の負担軽減のため)。
・これにより、アクティブラーニング(発表やディベートなど)の授業が増えるでしょう。
デジタルコンテンツは本当に十分なのでしょうか?チェック機能がない場合、やる気のある生徒は学習を進めますが、そうでない生徒は取り残されがちです。
また、学校におけるアクティブラーニングは、基礎学力や発信力など、一定の能力が必要です。そのため、「お客さん」のように受動的になってしまう生徒が増える可能性があります。
デジタルやAIが注目されている今、塾ではアナログへの回帰が必要かもしれません。AIやデジタルの利点は確かにありますが、紙ベースの演習やテストがおろそかになっているのではないでしょうか?塾はこの分野に力を注ぐべきです。一部の塾はアプリや授業動画を前面に出していますが、教材会社からのプロモーションもあり、学校と塾の両方でデジタルが溢れている現状では、生徒たちは飽和状態になる可能性があります。
当塾では、デジタルツールは授業動画の必要な部分に限り最小限度で使用しています。私はアナログの価値をより重視しています。
また、12月1日には来年開講予定の講座の第一弾をブログで発表する予定です!特に中学入学を控えた小学6年生や、英語の学習に不安を感じている小学6年生の保護者の方々にとって、非常にお得な講座になっていますので、ぜひご注目ください。
大谷さん、MVPおめでとう!