勉強以前に大切なこと
塾というのは「勉強を教える場」だと思われがちですが、それだけでは成績は伸びません。
実際に今回の道コンで学年上位に入った生徒たちを見ていると、共通しているのは 「学力」よりも先に、人としての基本ができていること です。
叱ることはめったにないけれど
私は生徒を頭ごなしに怒ることは、めったにありません。
ただし、以下のような「人としてやってはいけないこと」をした場合には、しっかり叱ります。
-
故意に机を傷つける
-
故意に壁に落書きをする
-
カンニングなどの不正行為をする
-
それを隠すために嘘をつく
これらは「学力」以前の問題であり、社会で生きていく上で通用しない行動だからです。
最近増えている「謝れない子ども」
困ったことに、自分が悪いときに 「言い訳」 が先に出てしまい、素直に謝れないお子さんが増えているように感じます。
けれども、「自分が悪かった」と認めて謝ることができるかどうかは、大人になってからも大切な力です。勉強よりも、まずはここを身につけてほしいと思います。
諭す・ルールを守らせる
塾では「叱る」だけでなく「諭す」ことも重視しています。
たとえば宿題。
-
1回目:注意だけ。「次やってこなければ残りますよ」
-
2回目:本当に授業後に残ってもらいます。(親御さんのお迎えがあっても連絡して残していただきます)
中途半端にすると「なぁなぁ」で終わってしまいます。だからこそ、ルールはルールとして通しています。
成績上位者に共通するもの
今回の成績発表で、学年上位に食い込んだ生徒たちには、はっきりとした共通点があります。
-
挨拶ができる
-
礼儀正しい
-
宿題などの自己管理ができる
-
素直に人の話を聞ける
結局のところ、「勉強以前に大切なこと」が身についているからこそ、学力もついていくのです。
保護者の皆さまへ
ご家庭でも、ぜひ 「挨拶」や「礼儀」「素直さ」 を大切にしてあげてください。
それが勉強の土台となり、結果としてお子さまの成績を伸ばす一番の近道になります。
※道コンの結果、優秀者速報は明日以降の予定です。
今回、・・・すごいです!
ご期待ください!!