公立入試100日前
この時期、2学期末の定期保護者面談を実施しています。
先日、中3の第4回道コンが終わりました。
目標とする得点に届いた生徒とそうでない生徒がいます。
ここで大切なのは主に2つです。
ひとつ目は、1回の結果で「一喜一憂しない」こと。
良くも悪くも結果ですから、受け止めることは大切ですが、必要以上に(特に結果が悪かった場合)落ち込まないことです。
そして、冷静に考えてみてください。
毎回の成績で全員が上がり続けることはあり得ないですよね。
「上がる人もいれば下がる人もいる」
成績と言うのは上下しながら、緩やかに上昇していけばよいのです。
その中で自己ベストを更新し続けるというのは極めて稀です。それだけ努力をしているのでしょう。
そして、努力が結果になり始めているのです。
おそらくですが、
今回上がった人は2~3カ月前の努力が血肉となり結果に表れているのです。
努力を続けているのなら、今回結果が伴わなくても、次回以降必ず結果がついてきます。
二つ目は「入試までまだ100日間もあります。」ということです。
これが「残り2週間です。」とか「残り1週間です。」とかなら、厳しいかもしれませんが、これからでも点数はまだまだ伸びますよ。
次の第5回道コンは1月11日(月・祝)を予定しています。
今カレンダーを見て数えてみたら、次の道コンまで今日はちょうど50日前でした!
すごくキリが良い数字で何かを感じました。入試まで残り100日のちょうど半分。
次の道コンを入試までの中間地点の目標とするのは大変分かりやすいと思います。
具体的には30点から40点は50日間、しっかりやり続ければ伸びます。
断言します。普通に伸びます。
ですから、結果を見て、落ち込んで立ち止まっている場合ではありません。
まずは解き直しをさっさとして、わからないところを確認し、次の学習計画を立てるため、塾から返却されたら今回の模試の自分の解答を分析してください。
あいまいな知識は再度インプットし直し、アウトプットの量を増やす。
そして確実に解けるようになるまでやりこむこと。
「だいたい、わかればいいや。」を無くすことです。
30点、40点上がれば上位の目標校にも届きますよね。
ですので、今回の道コン結果を見て「上位の学校を目標としていたけど、下げてしまおうかな?」など考える必要は全くないと私は考えます。
そして志望校を下げたら、経験上、次の模試では十中八九、成績は下がり始めます。
余裕が出るのはわかりますが、意識も一緒に下がるからでしょうね。もったいないですよね。
成績を上げるため、目標校に合格するため、さあ、今からやりましょう!